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2007年8月

引越完了

都合3日間かかった部屋の片付けも終わり、ようやく今日引越しが終わりました。
インドに送らない荷物は実家に送り、出国する28日まではホテル暮らしです。

約4年間住んだ部屋が空っぽになっているのを見ると、何となく寂しくなりますね。

インド行きの荷造りも完了したので、後は出発を待つのみです。

ムンバイまではマレーシアのクアラルンプール経由で約15時間のやや長旅です。地球の歩き方でも読んでインド情報を仕入れながら行こうと思います。

騙されたりぼったくられたりしないで、無事に目的地に到着することができるといいけど。

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到着後しばらくは更新できないと思いますが、ネット環境が整い次第随時更新していきたいと思います。

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変圧器

インドに電化製品をいくつか送るつもりですが、日本とインドでは電圧が全く異なるため(日本:100V、インド:(地域差はあるものの)240V)、日本の電化製品を使うためには変圧器が必要です。

アメリカ(約110V)と日本の場合と異なり、電圧差が2倍以上あることから、日本の電化製品の差込プラグだけ変えた場合、使用できないか壊れるかだそうです。

旅行用の変圧器といえば、コンセントに差し込むポータブル形式のものが一般的によく売られています。が、今回色々調べて初めて知ったのですが、なんとこのポータブル形式の変圧器、最も性能の良いものでも300Wの電化製品しか使えません(よくお店で売られている標準的な性能のものの場合、使用できるのは100Wの電化製品までです。)。

300W

決して低くはない数字ですが、日本の電化製品を無理なく利用するにはいささか火力不足です。

たとえば、液晶テレビ26型(約120V)やパソコン(平均的なモデルで最大約70W~100W)は何とか使用できますが、炊飯器(通常約400W以上)は使用できません。また、消費電力が大きいアイロンやドライヤー(両方とも1000W程度)は絶対使えません。

インドの電化製品事情がわからないので、何をどこまで現地で調達できるのか、また、その価格はどの程度かというのが全く読めません。が、日本の電化製品の品揃えと安さはどう控えめに見積もっても世界一なので、これを期待してはいけないことだけは確か。やはり、「ないと困るもの」については、持っていった方が無難そうです。

そこで、もう少し変圧器について調べたところ、ポータブルではない、設置型の変圧器であれば1000W以上でも対応できるということがわかりました。

少々高いですが、日本の電化製品を持っていかないという選択は取りづらいため、注文することに(↓あたりがメジャーのようです。)。

http://www.kashimura.com/goods/kaigai/TI15.html

到着した変圧器の重さは5kg、さすがの重厚感です。

とりあえず、これで電圧の問題は何とか解決して満足です。インドへの変圧器含む荷物送付に30万円近くかかることを除けば、ですが。

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インド(ムンバイ)住宅事情その2

前回の続きです。

ムンバイでの家捜しについて、在ムンバイ総領事館の方に問い合わせてみました

「ムンバイは土地が狭い割に1,600万人もの人口を抱えていること、また、ビジネス関係の外国人も相当数居住していることなどから、ムンバイの住宅は供給不足に陥っており、賃料はものすごい勢いで急騰しています。」

……だそうです。

やはり、ムンバイで住む家を探すのは相当大変そうです。

とはいえ、家を探さなければ生活が始まらないことも事実。

家捜しの選択肢を考えましょう。

方法その①…多めに家賃を払って、日本人を含む外国人が多く住んでいる街に住む。

メリット: 外国人向けの住居なので、設備が良い(と思う。)。日本人が近くにいるので、何か緊急事態が生じても相談できる人がいて安心。
デメリット: とにかく家賃負担。 月40万円はかなり厳しいです。

方法その②…現地の人が住む(比較的高級な)マンションに入居する。

メリット: 家賃設定が地元の人向けなので、比較的安くすむ。
デメリット: 設備の程度が不明。 近隣に緊急時にすぐに相談できる人がいない。

まあ、この2つくらいでしょう(当たり前か)。

やはり問題は設備。

正直、「ムンバイの地元の住宅のスタンダード設備」というのが全く読めません。

たとえば、「蛇口からお湯がでること」、「コンセントが部屋に複数あること」、「エアコンがついていること」、「外部から容易に侵入されないこと」、「トイレが水洗であること」あたりがスタンダードなのかどうか。

いずれも、日本の都会の賃貸マンションであれば満たしていているのが普通の条件ですが(むしろ、満たしていなければ借り手になる人は少ないと思います。)、これらを期待してよいものかどうか。

もし、複数の現地の人向け不動産を見て、これらがスタンダードでなければ、ある程度高い家賃を払っても外国人向けマンションに入った方が、後々快適に過ごせそうです。

逆に、けっこう設備が整っているなら、地元の人向けマンションに入るのも十分ありだと思います。

とりあえず、現地で不動産を見るのが少し楽しみになってきました。

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インド(ムンバイ)住宅事情その1

「インドは物価安いんだから、日本円で10万円も出せば、すごく良いマンションに住めるんじゃないの?」

というのが一般的な日本人の反応ではないかと思います。

甘い。

ことムンバイに限っては、家賃の高さはNYのマンハッタン並です。

日本人が通常住むフラットの家賃は、最低でも10万ルピーから。

1ルピーが約3円(2007年8月現在)なので、最低でも家賃30万円からということです。

これはインドの平均的な物価相場からすると、破壊的に高いです。日本でいえば、数百万円の家賃の家に住んでいるのと同じです。

しかも、それだけ高いくせに平気で築20年から40年の物件だったりします。

高い理由(以下、在ムンバイ日本総領事館による「在外公館赴任者の手引」から一部引用)

・ムンバイは7つの島を埋め立てて造成された半島状の都市で、土地面積が限られている上に、外部から多数の人口が流入しているため、人ロ密度は極めて高く、東京都区部より少ない面積に東京都以上の人口(約1600万人(2007年8月現在))が住んでいる。

住居はアパート、マンションで独立家屋は皆無に等しい。流入人ロ増加の反面、新築アパート、マンションの供給が不十分であり、需給が逼迫しているため家賃が非常に高く、近年高騰は収まりつつあるものの、アパート、マンションの一般的な家賃は未だ世界でも最高レベルとなっている。

・上記のとおり、そもそもアパート、マンションの供給が少ない上に、部屋構成、間取り、面積等の条件で、外国人に適する物件は限られたものとなる。このため極端な売手市場となり、どの家主も強気で、家賃はインド人の生活水準からしても驚異的な高額なものとなる。

インド国内でも当地の住宅事情が最も悪い。

その結果、

・ここ2~3年程の不動産相場は落ち着き始めてはいるものの、物件の供給が極めて限られたものとなっているため、2ベッドルームのアパートで月額約10万ルピー~20万ルピー、3ベッドルームで約20万~50万ルピーの家賃でようやく適当な物件に入居出来るような状況である。

・しかも、外国人向けの住宅は通常2~3年契約、家賃は契約期間分一括前払いが一般化している。ただし、昨今僅少ではあるが、1年契約そして1年若しくは3ヶ月毎前払いという条件での契約も可能になってはきている。しかしその場合は、仲介業者の技量によるところも大きいため、この選定に時間を要し、その後の物件探しと交渉にも多大な労力を費やすこととなる。また、契約更新時に仲介料を請求される可能性もあるので、契約時には十分注意し更新時の仲介料などには応じない旨、約束しておく必要がある。

ちなみに、日本人が多く住む地域はムンバイ市南部の

Malabal Hill(マラバール・ヒル)、
Napean Sea Rd.(ネピアン・シー・ロード)、
Breach Candy(ブリーチ・キャンディ)、
Cumballa Hill(カンバラ・ヒル)

あたりだそうです。

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次回は、上記事情を踏まえた上で、インドで家を探す具体的方法を考察してみたいと思います。

ちなみに、私は現地に行ってから家を決める予定ですが、この調子ではしばらくホテル暮らしが続きそうな予感がします。

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ビザ取得

さて、今回はビザのお話です。

もともとビザは先方で手配してくれるとのことだったのですが、つい5日ほど前に突然「ビザはそっちで取ってくれ」と言われました。

この土壇場になって!! と驚いたのですが、文句を言ってもしょうがないのでインド大使館に電話をかけて手続を聞いたところ、なんと書類さえそろっていれば即日ビザが出るとのこと。

なるほど、これを見越しての土壇場連絡ですか…(多分違う)。

ビザの種類は就労ではなくビジネスで取った方が良いとのインドの事務所の指示を受け、1年のビジネスビザを申請することにしました。途中、何回か日本とインドとをいったりきたりする可能性もあるので、マルチエントリーも申請することに。

「観光ではなくて、ビジネスビザで1年の滞在、マルチエントリーでも即日発行されるんですか?」

「即日です。」

大使館員、力強いお答えです。

留学で米国に行く友人達がビザ取得に結構な手間をかけていることを考えると、即日発行というのはかなり嬉しいお話。

必要書類を尋ねたところ、「インターネットで見て下さい」とのこと。せっかく電話かけてるんだから、教えてくれたって良いだろうに…

で、インターネットで調べたところ、ビジネスの1年ビザには、

①Passport with a minimum validity of one year as also to cover the period for which visa is being sought

②The passport should have at least 2 blank pages.

③visa application form

④one photograph (passport size)

⑤letter of guarantee and recommendation from the Japanese company concerned

⑥invitation from the counterpart Indian company (not required from those going on business exploration visits)

が必要ということがわかりました(「インターネットに書いてある」というわりには、日本語で必要書類を説明した書類はなく、英語のページしかありませんでした。正直不親切だと思います。)

①、②、④は簡単に準備できます。③もフォームがあるので比較的簡単に書けます。

⑤と⑥については、それぞれ向こうの事務所とこっちの事務所にお願いして、すぐに作成してもらいました。

必要書類を揃えてインド大使館に向かったところ、158人待ちとの表示が。

orz 

大使館員に聞いたところ、朝の10時から11時までに整理券を取った者の申請だけを受付け、その日の午後5時以降にビザを発給するとのこと。

大使館に到着したのは到着は10:58。 危なかった…

整理券を取ってみたものの、当然のごとく順番は最後。人の流れを見るに、どう見てもあと1時間以上はかかりそうです。

ここで待っていても仕方ないので、いったん大使館を出て、弁護士会に向かい、弁護士会での必要な手続(出国にあたっていろいろ面倒な手続きがあるのです…)をすませて戻ってくることにしました。

戻ってきたら……窓口が閉まりかけています。

どうやら思ったよりも速く人が流れて、1時間弱で150人以上をさばいてしまったようです。

あわてて申請書を書き、窓口に飛び込んで申請。これ、あと5分到着が遅れていたら、当日中の申請はできなかったかもしれません。甘い見込みを反省。

いったん事務所に戻って残務整理し、夕方5時ころ、再度インド大使館に向かいました。

本当に出ました。1年間のビジネスビザが即日。すごいよ、インド。

というわけで、入国をはねられる危険がなくなったので、早速飛行機も予約してしまうことに。引越のための整理等にかかる時間を考慮して、8月28日(火)の便を取りました。

マレーシア航空で、クアラルンプールを経由してムンバイに向かいます。

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次回はインド住宅事情編です。

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9月からムンバイ

ベタなタイトルですが、インドでの仕事のまじめな話(あとちょっと日常の話も)を書くためのブログを作りました。

このブログの目的は、日本の大手渉外法律事務所の弁護士が、何の因果かインドの法律事務所で派遣研修することになったことから、インドの法律事情や規制関係の真面目な話をこつこつとアップしていくことです。

このブログには基本的にインドでの仕事の話と主要な生活に関する情報だけを書く予定です。

本格的な更新は、9月半ばころからになると思います。

このブログの基本情報

筆者: 4年目(2007年10月からは5年目)の弁護士。 2007年9月からインドの法律事務所で研修開始。

派遣研修先: Amarchand & Mangaldas & Suresh A. Shroff & Co (インドで最大の法律事務所だそうです。) のムンバイオフィス

期間: 2007年9月から半年間(延長可能性あり)

インド経験: なし。今回が初めてのインド渡航

日本との数少ない接点として、出来る限り更新していければと思っています。

なお、このブログは私がインドに滞在している間のみ、期間限定で利用する予定です。

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