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9月19日 -停電-

ムンバイでは、停電がよく起こります。
頻度にすると、1週間に2回以上といったところでしょうか。
日本の感覚からすると、ありえない頻度です。

今日もオフィスで仕事をしていると、突然オフィスが真っ暗になりました。
3日ほど前に停電になったときは、PCの電源ごと落ちて作業内容が失われるという悲惨な状況だったのですが、今回はなぜかPCは生きていて、オフィスの蛍光灯だけが全て消えています。
たぶんPCは自家発電の電源に切り替わったのではないかと思いますが、詳細はわかりません。

日本だったらオフィスがざわつき始めるところでしょうが、こちらは皆停電には慣れっこのようで、何のリアクションもなく、黙々とPCが発する光を頼りに仕事を進めています。
真っ暗なオフィスの中で、でも誰もそのことについて話をせず、何事もないかのように黙々と仕事をする図。
とてもシュールです。

それにしても、電気が来なければ人間は灯りさえ得られないわけで、光源にスイッチを入れることを「電気をつける」というのは、考えてみれば深い表現だなあと。

30分ほどで停電は回復しましたが、皆やっぱり無反応。
「いちいち反応していられないくらいの頻度で停電が起こる」というのは、都市としてはものすごい欠陥だと思います。

ちなみに、こういう電気やガス、水道、道路、移動手段といった生活の基本インフラの弱さはインドの弱点として繰り返し指摘されてきたところであり、今後外資への開放が予定されているところでもあります。

あと、「インドはITが発達している」というイメージを抱いている日本人が多いようですが、生活実感としては、ITインフラも貧弱です。
事務所のシステムやインターネットはよく障害を起こしていますし、そもそも一般のインド人はほとんどPCを持っていません。

ブロードバンドは一応ありますが、その普及率は低く(申し込みにわざわざ本社の社屋まで行かないといけないくらい、一般には普及していないシステムです。)、しかも通信速度は日本のADSLや光ファイバーに比べればかなり遅いです。
ごく一部の上流階級やプログラム開発を専門に行う企業だけが、日本と同レベルのIT設備を持っているというのが実際のところではないでしょうか。

さて、今日の本番は、実は帰宅後です。

シャワーを浴びていると、突然真っ暗になりました。
最初は何が起こったのかわからず、しばらく硬直してそのままシャワーを浴びていたのですが、インドのお湯は、電気で沸かすため、しばらくするとお湯が水に変わってきました。

慌てて水を止め、手探りでタオルを取って体を拭きます。
まずい、本当に真っ暗で何も見えません。
手探りで浴室を出て、また手探りで服を着ます。

最初は停電かと思ったのですが、家の外の電気はついているので、どうやらブレーカーが落ちた様子。
自分でどうにかしようとブレーカーをいじりますが、日本のシステムとは少し違っていてよくわかりません。暗くて見にくい上、色々試してもうまくいかず、ついにギブアップ。
不動産業者に電話して、電気業者を寄越してもらうことに。

約30分、真っ暗闇の中で待ちました。
暗くて何もできないので、ぼーっと座っているだけ。
シャワーの泡がきちんと取れていなかったらしく、頭はぬるぬるしています。
何だかとても切なくなってきました。

ようやく来た電気業者がブレーカーを回復してくれました。
部屋に灯りが戻り、心底ほっとします。
今後のために、ブレーカー回復のための手順を覚えておきました。

それにしても、なぜブレーカーが落ちたのかの原因が全くわかりません
シャワーを浴びていた時点で動いていた電化製品は、冷蔵庫とエアコン、あと給湯器くらいです。
これらを使ったくらいでいちいちブレーカーが落ちていたら、日本だと完全に欠陥住宅です。

この国は根本的に電力が弱いということなんでしょうか。
日本から多くの電化製品を送ったので、使えるかどうか少し心配になってきました。

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諸事情により、明日からしばらくブログの更新が停止する可能性があります。
停止しない可能性もありますが、現時点では未定です。

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