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9月1日 -新人セッション①-

朝からAmarchandの新人セッションに出席です。
デリー、バンガロール、コルカタ、ハイダラバード、ムンバイと、Amarchandの全オフィスから新しく入った弁護士が集まって2日間のセッションに参加するという一大イベント。

私は出向者扱いなので厳密には新人ではないのですが、同セッションではインド法の現況とAmarchandの足跡を一通りレビューするということで、出席することになりました。

場所はムンバイ市内のグランドハイアット。
インドにもグランドハイアットがあったことに驚きつつ、中に入ると素晴らしい設備。
純粋なホテルとしての良さは、日本のグランドハイアットよりも上だと思います。
今いるホテルからタクシーで1時間半近くかかるような場所になければもっと良かったのに。

さて、セッションの中身はおいおいインド法を紹介する際の内容に生かしていきたいと思いますが、問題はその長さ。

朝9時から夜9時までぶっつづけでセッションというのは無茶だと思います。

ところどころで休憩は入るものの、それでも実質時間で10時間は話を聞いています。
インド人は話が長く、しかも時間が押していても気にしないので、延々と話し続けます。
司会兼取りまとめ役の方は多分合計で4時間は話していたと思います。よくそんなに話すことがあるなー、と感心します。私ならどんなに興味深いテーマを与えられても人前で話し続けるのは2時間が限界でしょう。
結局、2時間遅れでセッションは終わりました(当初は午後7時に終わる予定でした…)。

最初は頑張って聞いていたのですが、あまりにも長く、またインド英語の聞き取りに疲れたことから、途中からは面白そうなテーマを覗いて完全に聞き流してしまっていました。

不思議なのが、聞く側のインド人新人弁護士が、皆居眠りもせずに話を聞き続けていること。言葉の理解がそれほど労でないということもあると思いますが、インド人は総じて他人の話を聞くのが嫌い(=自分が話したがる)という印象を受けていたので、この光景は意外でした。
実は人の話を聞くのも好きということなのか、単に新人で緊張していたからなのか、ちょっと興味があります。

途中で昼食休憩が入ったのですが、出てきた食事は見事に全てカレー味でした。
正確に言えば、「調理にマサラ(=スパイス)を使った料理」なのですが、スパイスに慣れていない日本人の悲しさ、全て「カレー味」として認識してしまいます… そろそろカレー味が厳しくなってきた折、この昼食にはダメージを受けました。
ちなみに、Amarchandでは公式の行事に準備する食事は全てベジタリアンフードらしく、肉が入っている料理はありませんでした。

食後に紅茶を飲もうとしたら、「マサラチャーイ、OK」と言われ、後がつかえていたので仕方なくOKと言ったら、生姜湯の味のする紅茶が出てきてまたダメージを受けます。
そりゃあ、ジンジャーだって立派なスパイスですけどね。

昼食の後に自己紹介の時間があったので、「日本の弁護士であること」、「日本からのsecondmentであること」、「ムンバイオフィスで働くこと」などを簡単に英語で話しました。
「英語を話せて当然」「英語ができないことがデメリットでしかない」という環境に自分を置くのはかなり久しぶりなので、気が引き締まります。まさか次にそうなる場所がインドだとは、当時は思いもしませんでしたが。

セッション終了後、また1時間半かけてホテルに戻ります。明日もまた片道1時間半かけてグランドハイアットまで行くのかと思うととても憂鬱です。
例によって交通渋滞と無謀運転と排気ガスの海に揺られる時間。
インド交通事情には本当に頭に来ているので、できるだけ早いうちに状況を詳しく説明したいと思います。

明日は新人研修の一環で、ロールプレイのシミュレーションを行うとのこと。
なせか、私に
Wasabiという名前の日本の小売アパレル会社のジェネラルカウンセル役
としてロールプレイに出演するよう依頼がありました。
…大丈夫かなあ。

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