« 9月1日 -新人セッション①- | トップページ | 9月3日 -初出勤、家捜し③- »

9月2日 -新人セッション②-

外国の法律事務所からAmarchandに来る、もう1人の出向者である英系大手法律事務所の弁護士、Emaが今日から合流します。
Emaの話は聞いていたのですが、顔を合わせるのは今朝が初めて。
多少緊張したのですが、気さくな背の高いおねーさんという感じで、今後とも仲良くやっていけそうです。

タクシーに乗り、グランドハイアットに向かいます。
インドのタクシーは高確率で臭い(運転手の汗臭さが本当にただごとではありません。)のですが、今朝はなんとかましなタクシーに乗れました。

セッションが開始し、ロールプレイの時間に。
インド市場への進出を考えている、日本のアパレルとアクセサリーの小売大手「Wasabi」のジェネラルカウンセル役で前に出ます。
ちなみに、このセッション、テレビカメラ3台(カメラマン付)で撮影されており、しかもその撮影した映像がその場で2台のプロジェクターで前面に映し出されています

事前に渡されていたシナリオの紙は読んだのですが、これが半ページだけという代物。
要するに、ほぼ全てアドリブが要求されています。
しかもやりとりは当然全て英語。話しかけられる言葉はインド英語です(ただし、Amarchandの弁護士はさすがwell educatedなだけあって、皆かなり綺麗な発音です。癖がないというわけではないですが、かなり英国のネイティブに近いと思います。)。

100人以上の弁護士の前で、英語でアドリブのロールプレイを求められる状況。

すっ飛んで逃げたいところですが、そうもいきません。

とりあえず、ジャパンのトラディショナルスタイルで、お辞儀をしながら名刺交換をしてから、相談に入ります。

……何とか終わりました。
途中何回か聞き取れないところがありましたが、その都度無理矢理なアドリブで切り抜け、どうにか大過なく終わらせることができました。
汗だくになって席に戻ろうとすると、「今から講評なのでそのまま前に居てください」とのこと。

orz

ロールプレイを開始して1時間後、どうにか講評も終わりました。

救いだったのは、講評ではほとんどAmarchandのシニアパートナーが話し、私に振られたのは、「日本人の目から見て、会議の席での弁護士の振る舞いに違和感を感じたところはありましたか」というところだけだったこと。
「全般的に講評せよ」などと言われていたら、トラディショナルスタイルの土下座で謝って勘弁してもらうところでした

その後もセッションは続き、修了したのは午後8時。
ちなみに、スケジュール表では午後4時半に終了予定となっています
私は昨日ので多少免疫ができていたため、今さら驚きませんでしたが、Emaが呆然としていました。
(明日から仕事のバンガロールやデリーの新人達は、飛行機の時間になると次々と部屋を出て行きました。)

スケジュールが遅れる原因

・とにかく皆話が長い。
→インド人には話好きな人が多いです。話好きの人は、まさにマイクを握ったら離さないという感じで、延々自分の話したいことを話します。
またそういう人に限って、話す機会を求めて質疑応答の際に質問する体裁で自分の演説を始めたりするので、勢い、一つ一つの話の時間が長くなります。

・スケジュールにこだわらない。
→日本だと、あらかじめ立てたスケジュールが押している場合、何かを省略したり短縮したりしてスケジュールに合わせようとするのが一般的だと思いますが、インド人はスケジュールに合わせるという意識が希薄なようです。
だったら最初からスケジュールなんて作らなきゃいいのに。

午後8時に終わったのも、会場のグランドハイアットから部屋を空けるように言われたことが主たる理由で、あのままだといつ終わっていたかわかりません。

--

ようやく2日間のセッションを終えました。
得るものは多かったのですが、とにかく長くて疲れました。
おまけに明日から1週間、通常どおり事務所に行くということで、結局週末が1回とばされたのと同じです(ただし、Amarchandは週休2日は月3回までという制度をとっているため、土曜日はどのみち出勤日でした。)。

まあ、最初の1週間は仕事らしい仕事はないでしょうから、文句を言う筋合いでもないのですが。

|

« 9月1日 -新人セッション①- | トップページ | 9月3日 -初出勤、家捜し③- »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 9月1日 -新人セッション①- | トップページ | 9月3日 -初出勤、家捜し③- »