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10月5日 -Dancing Through Life-

夕方になると、周りがそわそわし始めました。
今日は事務所のKYCパーティー。
Know Your Colleague なのです。

皆がそわそわしている理由は、このパーティーのルールが、「ペア仮装で参加すること」だから。
コスチュームや小道具に着替えるタイミングを図っているのでしょう。

9月の半ばにこのパーティーのことを聞いたときは、単なる親睦パーティーかと思っていたのですが、Emmaと私に「あなたたちのテーマは何?」と真剣な顔で聞いてくる同僚が多く、かなり重要なパーティーであることが少しずつわかってきました。
最初は仮装は勘弁してもらうつもりだったのですが、仮装はこのパーティーの不可欠の要素らしく、司会者等の特別な役割の人を除いて、仮装なしの出席はありえないようです。

とはいえ、仮装しようにも仮装できる衣装や道具が全くありません。
ここが日本なら、ドンキ○ーテに侍のヅラでも買いに走るところですが。
日本では「あり」のターバンを巻いても、インドでは普通です。

結局、Emmaと話して、ブルージーンズと白シャツのペアルックで、「アメリカン・カントリー・カップル」というテーマで出席することになりました。
格好は全く普通なので、ペアのネーミングだけで勝負です。

簡単な着替えだけなので、現地で着替えることにし、開始が午後7時半からということだったので、少し余裕を見て7時前には事務所を出ました。
会場に着いたのは7時20分ころ。海辺の小ぎれいなレストランでした。
5分で着替えを済ませ、準備万端です。

……ええ、まあ、気にはなってたんですよ。
7時20分に着いたときに、自分達以外誰も着ていないことに
会場間違えたかなー、でも、KYCパーティーって看板出てるなあって。

本当に何度も何度も何度も何度も同じ過ちを繰り返していますが、またしてもインドタイムを完全に忘れていました。
彼らが「午後7時半から」と言ったら、それは早くても8時半からのことだったのに…

Pa050036

ちなみに、会場の様子はこんな感じです。
明らかに、参加者よりもレストランのボーイの方が多いです。
恐ろしいのは、これが7時半のときの写真ではなく、8時半のときの写真であること

Pa050037その後、さらに1時間ほどすると、ようやく人が集まってきました。
9時の時点では、こんな感じです。

ようやくボーイよりも参加者の数の方が多くなってきました。

さて、ペア仮装というだけあって、皆面白い格好をしています。
インド国内の有名キャラクターの仮装など、元ネタがわかりにくいものもありましたが、それでも見ているだけで楽しい。

10時前にはすっかり皆そろい、色とりどりの仮装を見せてくれました。

Pa060048まずは赤ずきん と狼。
うちの事務所の代表パートナー達の仮装です。
赤ずきんのことを、英語でLittle Red-Capというのを初めて知りました。

Pa060044

医者と看護婦ですね。
お医者さんの方は、代表パートナーの息子さんで、やはり弁護士です。
いつもとてもお世話になっています。

Pa060047 天使と悪魔。

手作りの角と羽。
ちょっとした工夫ですが、とても上手い仮装だと思います。

Pa060052ネルー首相とその夫人…だそうです。
両方とも顔を知らないのですが、個人的に好きな仮装です。
額の印がポイントらしいです。

Pa060059Ying & Yang

こういうシンプルなのでも良かったんですね。

白と黒の衣装がいい味を出しています。

ワイングラスも○

Pa060064

これは…元ネタがちょっとよくわかりませんでした。
悪者と警察のような感じです。

左側の模造(たぶん)のライフルの質感がすごい。

ちょっと持たせてもらったのですが、とてもモデルガンとは思えない重さでした。

他にも皆面白い格好をしていて、良い写真がたくさんとれたのですが、個人的に最も気に入った仮装は↓。

Pa060058見た瞬間に、飲んでいたカクテルを吐き出してむせました。
あんたら、はまりすぎです。
左側が、「Dance with Wolves」に出てきた「Kicking Bird」に似ています。

さて、さきほど「カクテル」と書いたのですが、このパーティーではお酒が出ました。
ヒンドゥーの戒律上、少なくともこういったパーティーでお酒は出ないと思っていたので、ちょっと驚きです。

周囲を見ていると、皆平気でぱかぱか飲んでいるので、久々にアルコールを楽しむことに。
が、インド人の酒好きさに、 だんだん「楽しむ」どころではなくなってきます。

Pa060074

写真だとわかりにくいですが、これは、同僚の1人がグラスに注いだウオッカに火をつけ、別の同僚に飲ませているところです。

火がつくくらいですから、アルコール度数は軽く50度を超えていると思います。
交代で、次々に同僚が、餌をねだる雛のように口を開けていきます。

「火がついたまま酒なんて飲めるの?」と思われた方がいらっしゃるかもしれませんが、これが全く熱くない。ちょっと暖かさを感じるくらいです。

え、なぜわかるのかって?

この後私の順番が回ってきたからに決まってるじゃないですか。

乗りに乗ってきた参加者が、次々に注がれるウオッカの下で口を開けて待っています。
飲んだら交代を繰り返し、気がつけば3回ほど順番が回ってきました。
当然、既にベロンベロンです。
足元がふらついています。

ちなみに、夜11時を過ぎたころから、会場は暗くなり、大音量でダンス音楽(たぶんインドの音楽)がかかっています。
周囲の同僚は、皆踊っています。

Pa060075 基本的にインド人は踊るのが大好きです。
街角で大音量で音楽を流して踊っている光景を何度も目にしました。
映画、「踊るマハラジャ」は伊達ではありません。
写真が暗いのでわかりにくいですが、皆トランス状態で踊っています。

そして、この写真が、この日私が撮った最後の写真になりました。

誘われて踊り始めたのですが、これが楽しい楽しい。
インド人が皆とても楽しそうに踊っているので、こちらまで楽しくなってきます。
お酒が入っているせいか、だんだん恍惚の境地に

踊り、ウオッカを一気飲みし、また踊る。

最後に時計を確認したのは、午前2時でした。
それ以降の記憶が、いい感じで飛んでいます

どうやら同僚の1人が家まで連れて帰ってくれたらしく(後で聞きました。)、気がつくと家のベッドで唸りながら寝ていました。
次の日、2日酔いの頭痛と全身(主に足)の筋肉痛に襲われたのは言うまでもありません。

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最後ぐだぐだになりましたが、とても楽しいパーティーでした。
インドに来てから、初めてテニス以外で気晴らしらしい気晴らしができ、すっかり気分が軽くなりました。
それにしても、あんなに踊ったのは人生初めてです…

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