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9月28日 -新人研修①-

体調はかなり良くなってきました。
鎮痛剤の服用回数も確実に減っています。

さて、この日は午前中と午後の新人研修に参加しました。
New Joineeは強制参加とのことだったのですが、Emmaと私は出向者扱いなので「新人」というわけではありません。とはいえ、インド法に関しては新人と一緒なので、Amarchandからの勧めもあり、参加することにしました。

新人研修は今日と明日の2日間(明日は土曜日ですが、出勤日です。)。
場所はオフィスではなく、オフィスの横の建物のホールです。

ちなみに、あらかじめ知らされた研修のスケジュールは以下のようなものでした。

午前:Takeover Regulations 10:30 - 13:30 (with 10 minutes break time)
午後:Indian Arbitration Law  14:30 - 17:30 (with 10 minutes break time)

なぜわざわざスケジュールを書いたかって?

やだなあ、わかってるくせに。

午前10時半に会場に行ったところ、2、3人しか人がおらず、結局セッションが始まったのは11時過ぎでした。
しかも、なぜか午前中にArbitrationのレクチャーがなされています。

で、このレクチャーが終わったのが12時過ぎ。
最初はbreakかと思っていたのですが、なぜか周りがオフィスに戻り始めます。
隣の人に聞いてみると、「このレクチャーはこれで終わりだよ」とのこと。
そういえば、確かに「これで終わり」的なことを言っていましたが、まさか1時間で終わるとは。
しかも、午後は2時からTakeover Regulationsのレクチャーが始まるとのことです。

いったい 何のためのスケジュールなんだろう。

ちなみに、午後からのレクチャーは、7時まで続きました。
5時間の間、休憩は1回。
内容は興味深かったのですが、長すぎます

インドでのセッションはとにかく長く、2時間半以上ぶっ続けというのはざらです。
人間の集中力がそんなに長く持つはずがないことは人間工学が証明するところなので、皆聞き流しているか、聞いているけど頭に入っていないかのどっちかとしか思えません(この点はEmmaも全く同意していました。)。

それにしてもショックだったのが、インドでは上流階級であるはずのAmarchandの人達までが、時間にはとてもルーズだったこと。
ホールを借り切ったセッションで、開始時間が「皆がまだ来ていない」という理由だけで30分以上送れるのを見て、激しく衝撃を受けました。
レクチャーの順番といい、午後からのレクチャーの時間といい、結局、何一つスケジュールどおりには進んでいません。

これは9月頭のAmarchandの新人セッションの際にも感じ、その後のインド生活でも強く思ったことですが、どうもインド人は予め立てたスケジュールに従って行動するということがものすごく苦手なようです。
単純に、いい加減で時間にルーズというのとは少し違う根深さを感じます。
予定に従って行動することが民族的に不得手というか。

だったら最初からスケジュールを作って配布するなんてしなきゃいいのに。

帰り道、小さな赤ちゃんを抱えた10歳くらいの女の子の目に負けて、タクシーの窓から差し出される花を100ルピーで買ってしまいました。
(ちなみに、インドにおいて一般的に「花売り」の売る花には、象徴的対価としての意味合いしかなく、実質的には物乞いと同じです。花を買った後、「マッチ売りの少女」の話をふと思い出しました。)

P9190001持って帰っても飾るところがなく、さりとて捨ててしまうのも勿体ないので、とりあえず写真を撮ってみました。
何かの本で読んだ言葉、「写真は永遠を切り取る」。
結局、花瓶もない家で花はすぐに枯れてしまいましたが、この写真はしばらくは私のPCやこのブログに残ることでしょう。

彼女は決して私に憐れみを乞うたのではなく、私に「形に残る価値のあるもの」を売り、その正当な対価を受け取ったのです。

それが私の自己満足でしかないとしても。

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