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ムンバイ市内観光

日曜日に、日本からムンバイにいらっしゃったパートナーお2人とムンバイ市内を観光してきました。

タージ・マハルホテルが勧める市内の観光スポットを車で回るツアーで、所要時間は4、5時間程度です。

まずはムンバイ大学。

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その伝統は古く、インドでも有数の名門大学です。

ロースクールもあり、Amarchandの中にも、この大学のロースクール出身の弁護士は多くいます。

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ムンバイ大学の時計塔。
外観もさることながら、中も美しく、ステンドグラスに飾られた階段の踊り場は、さながら教会のようです。

中は図書館として利用されており、2階には多くの本が所蔵されていました。

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こちらは中庭とその後ろの校舎です。
この写真だけ見ていると、カリフォルニアのどこかの大学のようです。
敷地内は十分に手入れされた緑が溢れており、外観と中庭だけなら今まで見た中でも有数の美しい大学だと思います(校舎内はものすごく古くて汚いです。)
ちなみに、大学の隣にはムンバイ高等裁判所が建っています。

次に向かったのは、Victria Terminus。

Pa140010ムンバイの中心駅の1つです。

コロニアル調の建築で、外観はまるでロンドンのどこかの駅のようです。

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Pa140012_2中もそれほど汚くなく、普通の駅という感じです。靴磨きがものすごくたくさんいて、何人かのインド人は靴を磨いてもらっていました。磨かれる側の構えが、何となく格好良いです。

Pa140013電車はこんな感じです。
壁の感じといい、窓の金網といい、一瞬犯人護送車と見間違えかねない内装ですが。ごくごく一般的なインドの電車です。
線路幅は、日本の電車よりも一回り大きいです。

お次はCrawford Market。
生鮮食品等を売る市場です。
入口がものすごく汚いので一瞬ひるみますが、中身はそこまで汚くはありません。

Pa140015Pa140018新鮮(そう)な果物や野菜が所狭しと並んでいます。
ガイドの話によると、このマーケットは小売だけではなく卸売販売も行っているそうです。

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ここはアニマルマーケット。
「動物を売る市場」とガイドが言っていたので、てっきり屠殺場かと思って腰が引けていたのですが、ここはペットショップのようです。

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カラフルな鳥や猫もいますし、まさか、まさかこの仔犬が愛玩用でないとは思えませんが、ここはインドなので正直断言はできません…(後で聞いたら、間違いなくペットショップであるとのことでした。本当に良かったです。)

Pa140024_2ちなみに、これはマーケット全体の電力を供給している配電盤です。
入り組みすぎて、「スーパーマン3 電子の要塞」(古くてすみません)のようになっています。

続いて、海沿いのMarine Driveを進み、ビーチに出ます。

Pa140027_2日曜日の昼前だというのに、そして、気温がかなり高いにもかかわらず、泳いでいる人間がほとんどいません。
聞いた話だと、「ムンバイの海は工業用水による汚染がひどく、遊泳できる状態ではない」とのことです。

Pa140026実際、泳いでいるのは、(おそらくはあまり事情を知らないであろう)子供ばかりでした。

ちなみに、←は偉い人2人の後ろ姿です。

Jain Temple(ジャイナ教の寺院)。英語でJainというのはジャイナ教を意味します。

Pa140029靴を脱いで中に入り、見学します。
が、宗教施設だけあって、真摯にお祈りしている方々が多く、観光目的で中をふらふらするのはあまり落ち着きません。

Pa140028寺院内にあった神様の像の1つです。

なんというか、インドの神様というよりはハワイの神様に見えてしょうがありません。
ちなみに、この写真だとわかりにくいですが、目は宝石(ガラス玉?)でできています。

さて、少し移動して、Baan Gagnaにやってきました。

Pa140031ここは一種の法事場で、子供が生まれたときの沐浴や、家族に死者が出たときにお骨の灰を捧げ物とともに流すなどの目的に使用されています。

そのせいかどうか、ものすごい数のハエがいました。

あまり適切なたとえではないかもしれませんが、「池版のガンジス川」といったところでしょうか。

Pa140030行き道で、路上の床屋を見かけました。
結構器用に髪を切り、襟足を剃っています。

ここで髪の毛を切る気は全くしませんが。

ムンバイ一の高級住宅街、Malabar Hill にある Kamala Nerhu Parkを抜けます。

Pa140035_2このころになると、日も高くなり、暑さでかなり消耗してきました。

ムンバイは現在、雨季後のSecond Summerと呼ばれるシーズンを迎えており、日中の気温は35度近くまで上がります。

写真ではわかりにくいですが、 ↓は競馬場。

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開催はされていないようで、馬は走っていませんでした。
しかし、こんなに暑い場所でどうやって馬を走らせるんでしょうね。
馬は暑さに弱いので、こんなところで競馬を毎週やらせたら死んでしまうかもしれません。

Dhobi Gahtと呼ばれる洗濯場です。
日本で有名なガイドブックにはあまり載っていませんが、Lonely Planet等の外国系のガイドブックには必ず載っている有名な場所です。

Pa140040ものすごい数の洗濯物が、所狭しと並んでいます。
中に入ろうとしたら、突然1人あたり100ルピーを要求されたため(ここで働く貧しい人々のために使う、とのことでしたが、本当に入場に正式に料金が必要とされているのかは謎です。単なる成りすまし詐欺の可能性も高いです。)、入場は諦めました。Pa140041

それにしても、こんなに大量の洗濯物を一体誰が注文しているのか、どうやって洗濯物を見分けているのか、本当にきれいになるのかなど、謎はつきません。

↓はマハトマ・ガンジーがムンバイで住んでいた家です。

Pa140043中は博物館となっていて、ガンジーの生涯を追った人形展示等があり、なかなか興味深い内容でした。
ちなみに、インドでガンジーは民族の英雄として広く尊敬されており、全ての紙幣の顔になっているほか、その誕生日は祝日となっています。

今に至るまでインド人が暴力をあまり好まないのは、ガンジーの精神的影響が残っているからかもしれません。

ちなみに、ガンジーの晩年の割と堕落した生活(「ブラフマーチャーリヤの実験」と称する裸の若い女性との同衾。ガンジー自身が述べた、「自分が身も心も純粋で色情からも肉欲からも自由なことをテストするため」という理由は、どう贔屓目に聞いても言い訳にしか聞こえない。「重力ピエロ」(伊坂幸太郎)の本文中でも、ガンジーの欲望に基づく行為と解釈されている。)は、爽やかに無視されていました

さて、最後はPrince of Wales Museum。

Pa140048ムンバイにあるのに「Prince of Wales Museum」という名前はおこがましいと思ってしまうのは私だけでしょうか。
もちろん、この名称の背景には、イギリスの植民地支配の歴史があるわけですが。

ちなみに、ムンバイには、このMuseumのほか、Victria & Albert Museum という名前の、本家のロンドンの博物館とは似ても似つかない博物館があります。

Prince of Wales Museumの中身は、インド独自のものはあまりなく、外国の品物ばかりで正直あまり面白くありませんでした。
むしろ面白かったのは、入場料金。

Pa140045なぜか日本語の張り紙がありますが、入場料金に関する掲示はその上。

外国人300ルピー、外国人学生は10ルピー。
なんだその極端な差は。

(ちなみに、イギリス式にインド人は無料です。)

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とまあ、5時間弱でしたが、かなり多くの場所を回れて大満足でした。

いずれも行ったことがないところばかりで、つくづく「住むこと」と「観光」とは別だなあと。
たまには旅行者気分で街を回るのも悪くないなと思いました。

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