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Three Short Days in Delhi ②

3日目の午前中は少し時間があったので、ニューデリー市内を観光しました。

デリーの中でもニューデリー側は本当にしっかりとした都市計画に基づいて設計されており、道路は幅、構造ともに十分に整備されています。
渋滞はありますが、ムンバイに比べれば大したことはありません。
デリーには既に地下鉄も開通しており、庶民の足が車以外にあるというのも大きいと思います。

これはまったく個人的な感想ですが、利用可能な土地の広さや都市の計画性、周囲の州との経済圏の形成等の要素からすると、中長期的にはムンバイよりもデリーの方が都市としての発展可能性は高いと思います。
ムンバイは一応今のところインド最大の都市ですが、半島構造ゆえに利用可能な土地が限られていること、そのためにオフィスや住宅の高騰によるコスト高を招いていること、交通事情を含めて都市計画が整備されておらず移動に困難が伴うこと、人口が多いといっても半分近くはスラムに住んでいることなどの弱点を抱えているため(特に前2者は物理的に解消が困難)、少しずつその地位は沈下していくのではないかと思われます(もっとも、主要な2つの証券取引所があるなど、金融の中心地であることは間違いないため、沈下はある程度のところで止まるでしょうが。)。

首相官邸から国会議事堂を回ります。

Pa170064Pa170063首相官邸。
ものすごく立派です。 観光客も沢山いました。
ちなみに、快晴なのに空が少し濁ったような感じがするのは、排気ガスや工場からの煙で空気がとてつもなく汚れているからです。

Pa170070国会議事堂。
ルートの都合上、車の中からしか見られませんでした。

奥に見えるのが国会議事堂の建物だそうです。

Pa170073Pa170083 首相官邸から公園の中をまっすぐに進み、Indian Gate(インド門)に到着します。

ここも有名な観光スポットで、観光客がたくさんいます。
見た目や地理的な位置関係は、パリの凱旋門に似ています。

門を見上げていると、突然小ぎれいな身なりをしたおばさんが、インドの国旗の形をした記章をスーツの襟につけてきました。
何かと思ったら、「私は学校に通えない子供たちを支援する団体の者です。募金をお願いします。」とのこと。

十中八九詐欺だと思ったのですが、子供たちの支援と言われるとものすごく断りにくいです。
騙されているとしても大して害のない金額ということで、とりあえず100ルピーを渡したところ、「足りない、あと400ルピー出しなさい」と言い始めました。
この瞬間、お金を出してしまったことを激しく後悔したのですが(まともな募金活動者ならそんなこと言うはずがない。)、いまさら引っ込めるわけにもいきません。何か言い続けるおばさんを無視してさっさと別の場所に移動しました。

①観光地で、②向こうから声をかけてくる、③インド人、の100%詐欺3要件を満たしていたにもかかわらず、身なりを見て一瞬でも信用した私が愚かでした。
それにしても、子供を前面に出されてお金を要求されると、それがほぼ間違いなく詐欺だとわかっていても、断ることに良心の呵責があります。
普段あまり子供の福祉に貢献していないことに心理的な負い目があるのかもしれません。
とりあえず、日本に帰ったらユネスコに寄付しようと思いました。

インド門周りの公園はとても綺麗で、家族連れがのんびり座っていたりします。

Pa170088が、公園を囲む鎖はただごとでない鋭さです。

鎖の上に座るのを防止するため…、というのどかな理由ではなく、たぶん治安上の必要からなのでしょう。

昼からのアポイントメントでホテルで会食した後、帰りの便まで少し時間があったため、日本食や日本の雑貨を売っているショップYamato-yaによることにしました。

Pa170091 このお店、ガイドブックには、デリーの日本人駐在員の生命線とまで書かれているお店で、確かに中の日本食の品揃えはとても充実しています。日本のコンビニ以上スーパー未満という感じですが、インドで買い物するには十分すぎます。

問題は、(これはある意味しょうがないのですが)値段が高いこと。
日本の円表示の数字がそのままルピー表示になっている感じで、値段は日本のほぼ3倍です。カップラーメン1つが500円というのは、心理的になかなかのダメージです。
とはいえ、背に腹は代えられず、持てるだけ日本食と必要な雑貨を買い込みます。

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帰りの飛行機もお約束どおり1時間遅れました。
しかも、オーバーブッキングというおまけつき。
「オーバーブッキングで現在席を確保するよう最善を尽くしているので、しばらく待ってください」と言われて50分。
いい感じで不安になってきたところで、こちらから係員に質問し、ようやく席が確保されたのは搭乗時間の10分前。

どうもインド人は、面倒なのかどうか、一般的に問題が起きたとき、問題の内容と対応状況をきちんと説明してくれません。問題が起きるのは仕方ないですが、現状を説明されないと不安が解消されないので困ります。
旅行ならそれもまた思い出となるのですが、仕事や生活上だと腹立たしいことこの上ありません。

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ともあれ、非常に実りの多い3日間でした。
この経験は、必ず今後に生きると思います。

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コメント

日本に帰ったら子作りに励んで子供の福祉に貢献して下さい。

>腐痔様

なんだそのHNは。
なんだそのコメントは。

投稿: 腐痔 | 2007年10月24日 (水) 17時38分

元のHNを晒すのは流石に偲びませんでした。
腐った痔の様な男ということでお聞き流し下さい…。

投稿: 腐痔 | 2007年10月26日 (金) 00時36分

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