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アウランガバード旅行記 -アジャンタ編-

バスのピックアップ時間である午前8時半の20分前に目を覚ましました。
前日は目覚ましも何も使わずにそのまま寝てしまったので(まさか翌朝まで寝るとは思わなかった)、起きて時計をみたときにはかなり焦りました。

5分でシャワーを浴び、出発準備完了。
一泊二日の旅ということで、ほとんど荷物を持ってきていなかったのが幸いしました。

珍しくバスは8時半ぴったりにホテルに来ました。
どうやら、アウランガバード各所のホテルを回って観光客をピックアップしているようで、その後も7、8個のホテルを回り、アジャンタに向けて出発したのは9時すぎでした。

道路の周りには田舎の風景が広がっています。
牛や馬、ヤギなどのおなじみの動物をたくさん見かけました。

バスに揺られること2時間半、アジャンタ石窟寺院群の入り口に到着です。
アジャンタに行くには、入り口からシャトルバスに乗り換える必要があります。

アジャンタ石窟寺院群の全貌です。
美しい渓谷を抜けると、突然多数の石窟寺院が広がるという感じで、なかなかの壮観です。

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アジャンタには、全部で28の石窟寺院がありますが、有名なのは第1窟、第17窟、第26窟といったあたりです。

ガイドに連れられて、まずは第1窟に入ります。

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えーと、真っ暗です

光が壁画に悪影響を与えるとの理由で、洞窟の中の光は最小限に抑えられています。
最初はよく見えなかったのですが、しばらくすると目が慣れてきました。

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うーん…

暗い上に絵の痛みが激しく、何が書かれているのかがよくわかりません(写真だときれいに見えますが、肉眼ではこれほど鮮やかには見えません)。
剥落部分が多いのはしょうがないとしても、色もくすんでおり、純粋に芸術作品としてみた場合、あまり高い点はつけられません。
ただ、1500年前の絵ということを考えるとやっぱりすごいと思います。
なんといっても、日本中が大騒ぎした高松塚古墳よりもまだ古い時代の壁画です。

それにしても、1500年前にも人間は仏陀の絵を描いていたのかと思うと、宗教と芸術というのはつくづく切っても切れない関係にあるものだなあと。

そのまま石窟を回ります。
どれも同じように見えつつもそれぞれ個性があり、なかなか興味深いです。

Img_2887Img_2885                                                                      

第17窟は、最もきれいに壁画が保存されていて、絵の内容も理解しやすいものが多く、個人的には一番好きです。

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第26窟の涅槃像です。

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(おまけ)アジャンタの前にいた猿。野生のリスもたくさんいました。

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一通り石窟寺院群を見終わった後、近くのレストランで遅めの昼ごはんを食べました。
出てきたのは例によってカレーですが、これがやたらと辛く、半分も食べられませんでした。
スパイスの風味には何とか慣れてきたのですが、インド式の味覚が壊れているとしか思えない唐辛子の量には、今後も慣れる気がしません。
そういえば、同じ唐辛子好きの韓国の人はインド料理にあまり抵抗がないそうです。

同じ道のりでホテルに戻ります。
アジャンタではかなり歩いたので少し疲れました。
ふと周囲を見回すと、乗客全員が爆睡していました。

ホテルで少し休んだ後、空港に向かいます。
驚いたことに、帰りは飛行機が定刻どおり飛びました。
定時どおり出発することにこれほど感動できる体質になってしまうとは。日本に帰ったら毎日が感謝感激の日々になりそうです。

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さて、2日でエローラ、アジャンタ両石窟寺院を回ったわけですが、個人的にはアジャンタの壁画よりもエローラの彫刻の方が印象に残りました。
気宇壮大としか表現できないカイラサナータ寺院は一見の価値はあると思います。
また、アジャンタの壁画も決して劣るものではなく、人によってはこちらの方が好きな人もいるのではないかと思われます。

おまけとして、ビビ・カ・マクバラも、タージ・マハルを見たことがない人には十分に楽しめる建築でした。

いずれにしても、アウランガバードはインドの中でも訪れて損はない街だと思います。
高級リゾートホテルもありますし、宿泊面でも不安はありません。
インドに訪れる機会があれば、是非立ち寄ってみてください。

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