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Nanoその後

セミナー準備と大学のアサインメントと渡航準備とで死にかけています
留学中にこんなにしんどい思いをするとは思わなかったなあ…

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さて、以前TATAのNanoについて所感を書いたのですが、その後結局TATA Motorsは、西ベンガル州での工場建設を断念したようです。

タタ、低価格車「ナノ」の生産工場を移転  9月25日14時6分配信 産経新聞

インドのタタ自動車が西ベンガル州シングールで進めていた低価格車「ナノ」の生産工場建設が、地元農民らの反対で中断していた問題でタタ自動車は工場建設を断念、同地から撤退を始めた。当初計画通り、10月中の出荷に間に合わせるという。地元メディアが24日、一斉に伝えた。

インドのニュースチャンネルCNN-IBN(電子版)によると、西ベンガル州政府筋もタタ自動車が同州でのプロジェクトを断念したことを認めた。10日前から、別の場所に資材などが移送されている。タタ自動車側も近く移転を発表する見通しだ。

ナノの新工場の場所は明らかにされていないが、関係筋はインド北部のウッタラカンド州には同社の商用車の工場があり、10月半ばには同工場から最初のナノ1000台が出荷されるだろうとしている。ただ、確定はしていない。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080925-00000535-san-int

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撤退は予想通り、という感じです。
訴訟になったら20年裁判の国ですから、その前にさっさと引き揚げるというのはビジネス判断としては正しいと思います。

ただ、撤退決断のタイミングは予想よりも早かったです。
グダグダともめた挙句、出荷開始がいつまでたっても始まらない、という状況になるかと思っていたので。
あっさり生産拠点を他工場に切り替えているあたり、TATAのNano生産にかける本気度が伝わってきます。

とはいえ、従前の分析どおり、現状では「作れば作るほど赤字」という構造からは逃れられないでしょうが…

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それにしても、ニュース引用最後の「ただ、確定はしていない」というのはいかにもインドらしくて良いです。
インドで生活した経験上、インドで確定していないときの予定は200%遅れるので、10月中の出荷は不可能か、数百台程度出荷してお茶を濁すかのどちらかになるような気がします。

仮にこの記事のとおり、1000台を出荷することになったとして、一般家庭用自動車で初期出荷が1000台だけというのもある意味すごいですが。

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