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2009年5月

卒業式(その1)

昨日、今日と、快晴の中、無事Columbia Universityでの卒業式を迎えました。

昨日(5月20日)は、大学全体の卒業式でした。
こちらは、大学の全ての学部、大学院の学生が出席します。

学部ごとにパフォーマンスがあり、ロースクール生はおもちゃのハンマー(裁判官が叩くアレのパロディ)を持っての登場となりました。

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学長の挨拶の間中、述べている内容に関連する学部の学生が歓声をあげており(言論の自由について述べたらJournalism Schoolの学生が歓声をあげる、人権について述べたらLaw Schoolの学生が歓声をあげるなど)、とても陽気な雰囲気で式が進みます。

その後のDegree(学位)の授与式では、それぞれの学部の学部長が、学長に対して、学生を誉めちぎった上で、「だからDegreeを与えてあげてください」とお願いするパフォーマンスが続きます。

学部長が壇上に登るたびに、その学部の学生から歓声が上がり、それぞれ手にしている品(ロースクール生はおもちゃのハンマー)を空に向かって放り投げます。

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学部長の学生の誉め方がとても可笑しく(「学長、あなたの前にいる学生はとても優秀で、才能に溢れている上、人格的にも優れており……」という感じの大袈裟な誉め言葉が続く)、笑い声の絶えないセレモニーでした。

印象に残ったのが、どの学部の学部長も、単に「Degreeを与えてあげてください」と言うのではなく、必ず、「Degree, rights, responsiblities and privileges thereto attached」という表現を使っていたこと。
Degreeには、権利と責任と名誉が伴うという、アメリカの大学の考え方が強く強く伝わってきました。

全ての学部長からの懇請の後、最後に、学長が、「それでは、この素晴らしい学生たちにDegreeを与えましょう」と答え、式は最高潮に。

最後に、Columbia Universityの校歌の合唱。
と言っても、ほとんどの学生にとっては初めて聞く曲なので(当然私も初めて)、リーディングコーラスを聞いているだけという感じでした。

とはいえ、やはりこういう場で校歌を聞くのは感動するもの。
サビのフレーズが、とても印象に残りました。

Stand, Columbia! Alma Mater (立て、Columbia。我らが母校よ)
Through the storms of Time abide! (嵐のときだとて)

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1. Mother, stay'd on rock eternal,
Crown'd and set upon a height,
Glorified by Light supernal
In thy radiance we see light,
Torch thy children's lamps to kindle,
Beacon-star to cheer and guide,
Stand, Columbia! Alma Mater
Through the storms of Time abide!
Stand, Columbia! Alma Mater
Through the storms of Time abide!

2. Honor, love, and veneration
Crown forevermore thy brow!
Many a grateful generation
Hail thee as we hail thee now!
Till the lordly Hudson seaward
Cease to roll his heaving tide,
Stand, Columbia! Alma Mater
Through the storms of Time abide!
Stand, Columbia! Alma Mater
Through the storms of Time abide!

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式の終了後、Degreeを証明するDiploma(卒業証明)を取りに行きました。

受け取った封筒を開くと…

よ、読めねえ。

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なんと、Diplomaは全てラテン語で書かれており、大学名と自分の名前以外は何が書いてあるのかさっぱりわかりません。

ラテン語の方が格調高いというのはわかりますし、この方が格好良いとも思いますが、それにしてもせっかくもらったDiplomaに何が書いてあるのか全然わからないというのはちょっと残念です…

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卒業式(その2)に続く。

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卒業

本日、すべての科目の成績が出揃い、無事大学の卒業が決まりました。

Columbia Law Schoolは、単位を所定の数そろえるのはもちろん、各科目ごとの成績の平均も一定以上でなければ卒業が認められません。
そのため、なんとか単位をとったとしても、科目成績の平均が悪い場合、「単位がそろっているのに卒業が認められない」という事態が起こりうるわけです。

LL.M.(マスターコース)の場合、例年卒業できない人が数人程度いるそうで、そう聞くとやはり緊張感が高まります。

まあ、普通に勉強していればそんなに悪い成績はつきませんし、また成績はあくまで平均値で判断されることもあり、1科目の成績が悪くても他でリカバー可能です。
私自身は、秋学期の成績がそれほど悪くなかったこともあり、まずもって大丈夫だろうとは思っていたのですが、結果を確認できて一安心といったところです。

卒業式は、5月20日と21日で、20日に大学全体の卒業式(commencement)、21日にロースクールの卒業式(graduation)が行われます。
大学全体の卒業式とロースクールの卒業式が違うというのは、学部の独立性を重視するアメリカならではで、なかなか新鮮です。

昨年8月から始まったロースクールも、もう卒業です。
もともと9か月強の短いコースだったとはいえ、本当にあっという間の学生生活でした。

よく遊び、よく学んだ日々。

インドから日本に直接戻らず、あえて回り道して留学に来た意味は、これから試されることになるのでしょう。

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ちなみに、NYBar(NY州の司法試験)に向けて、Barbri(NYBar対策の大手予備校)が既に始まっており、卒業式前だというのに、今朝から予備校通いの日々です。

なんとか更新は続けていきたいのですが、やはり最近はなかなかまとまった時間が取れず、NYBarが終わるまでは、このブログも半分くらい休止状態になってしまいそうです。

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デッドライン

久々の更新です。

この2週間ほど、大学のpaper(論文)と試験に追われており、まさに死線をさまよっていました。
特にpaperがきつく、全部英語のpaperを2本で、片方は30枚超、もう片方は40枚超という重さ。書いてて死ぬかと思いました。

人生最大級のピンチでした、ええ。

まあ、ここまでせっぱつまったのは、春学期になってからひたすら遊んでいた自分が悪いのですが。

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と、いかにも試験が終わったかのような口調ですが、実はまだ終わっていません。

一番大変な試験はどうにか終わったのですが(結果は聞かないで…)、来週月曜日にもう1つ、これも結構重ためな試験があります。

ちなみに、それが終わると、今度はNYBar(ニューヨーク州の司法試験)に向けて、予備校通いの日々が始まります。

ということで、NYBarが終わるまでは、更新も滞りがちになると思いますが、とりあえずはまだまだこのブログは続けるつもりですので、更新を気長にお待ちいただければと思います。
(もし更新を待っていただいている方がいらっしゃったら、本当にすみません…)

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なお、次の更新は、試験終了後になると思います。

とりあえず、成績はともかく大学を卒業できるよう頑張りたいと思います。

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