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プレスノート2009年8号および2010年ドラフトプレスノート

昨年末に、久々に重要なプレスノートが公表されました。

プレスノート2009年8号と、2010年ドラフトプレスノート(Draft Press Note (2010))です。

(プレスノートは、以下のDIPPのサイトで参照できます。)
http://siadipp.nic.in/policy/changes.htm

前者は、インド非居住者と居住者の間のライセンス契約に係る上限規制の撤廃を規定しており、後者は、これまでに出た全てのプレスノートの内容を1つの文書にまとめたものです

特に後者は重要で、これまではインドの外資規制を概観する場合、個別のプレスノートに当たらなければならなかったのに対し、これからは、このプレスノートを見るだけで、全ての外資規制が概観できることになります。

いわば、本来個別の政府通達であったプレスノートを、その概念ごと変更したもので、今後は、この形式のプレスノートに情報が集約されることになります。

表題に「Draft」とあるとおり、まだドラフト段階であり、現時点では発効していませんが(この形式のプレスノートは、毎年4月と10月に、その時点での外資規制を反映する形でアップデートされる予定であるとのことから、正式に発効となるのは2010年4月になるのではないかと思われます)、外資規制の一覧性という観点からは、きわめて重要なプレスノートです。

毎年4月、10月時点での外資規制が一覧的にまとめられることにより、今後、プレスノートはインド準備銀行(RBI)の外国投資に関するMaster Circularと同じような機能を持つことになると思われます。

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なお、プレスノート2009年8号もきわめて重要であり、このプレスノートにより、これまであったライセンス料の上限規制が撤廃されたことから、インドの現地法人や合弁会社に対して技術ライセンスや商標ライセンスを行っている会社については、その内容を理解しておく必要があります。

ということで、明日以降、これらのプレスノートの内容を簡単に解説して行こうと思います。

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